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2019/05/15 Wed,

インソールについて


こんばんは。AXISの山田です。

今回はインソールについて紹介します。

インソールって何?
と聞くとほとんどの人が靴の中に入っている取り出せる中敷きのことだと答えると思います。
その通り!

もっと詳しく言うと、インソールは靴のパーツである中底とその上に敷かれている中敷きが取り外せるものなんです。
そういったものを日本ではインソール(中敷き)と呼ぶことが多いです。

インソールは靴内の底面にあるもので直接足に触れる箇所です。
そのため重要な役割をもっています。

数十年前まではインソールは一般的でなく、中底が取り外せない靴がほとんどだったそう。
ここ最近、広まってきた存在なんです。

そもそもインソールは個人の足の特徴に合わせて調整しやすくするために、中底を取り外せるようにしたもの。

最近では靴にインソールを入れることが一般的になっていますよね。
自分の足に合わせて靴を調整したい、という需要が増えていった結果、インソールが広まったんだと思います。

ちなみにインソールが出始めた頃は、消臭効果が高いものや防寒といった機能性を重視したものが多かったそうです。

呼び方について、日本では中底を取り外せるものをインソールと呼びますが、海外では着脱に関わらずインソールと呼びます。
なので着脱可能なものをインソールと呼ぶことは世界共通ではありません。

ドイツではこれらをアインラーゲンと呼び、その他にフットベットと呼ばれることもあります。
皆さんご存知のビルケンシュトックだとフットベッドと呼んでいますよね。

実は呼び方は様々で、日本でも同じようにアインラーゲンやフットベットと呼ぶ靴屋さんもあります。
いずれにしても日本では、一般的にインソールとは取り外せる中底と中敷きを指す場合が多いです。

インソールの役割

靴に入れるインソールにはいろいろな役割がありますが、大きく3つに分けることができます。

①圧力分散
ちょっと難しい言葉が出てきました。
簡単に言うと足裏全体にまんべんなく圧力がかかっている状態のことです。
この状態を作り出すことで足裏の負担が軽減され疲れにくくなります。

具体的には足裏の3つのアーチを支えることで圧力を分散させる役割を果たします。

足裏にマメやタコ、ウオノメができていませんか?
その多くは、足裏の一か所に圧力が集中しているからなんです。
こういった場合はインソールに微調整をして患部に負担がかからないようにする必要があります。

②足の歪みを整える
例えば外反母趾や開張足など、足の骨格が変形している場合にインソールが矯正の役割を果たすこともあります。

足裏から骨を支えることにより、膝や腰の痛みを軽減したりO脚やX脚の体の歪みを改善する役割もあります。
インソールが足裏を支える杖の役割をしているんですよ。

③スポーツのパフォーマンスを上げる
種目によって様々な機能が必要とされるスポーツ用のインソール。
跳躍力を上げるため、足の衝撃を吸収するため、スピードを上げるため、などなど目的によってインソールの役割は異なります。

体の動きや筋肉の使い方など種目により違いますので、適合するインソールを選ぶ必要があります。

これはどちらが良い、というわけではありません。
なぜなら目的や用途によって変わるからです。

そもそもインソールは自分の足に合わせて調整しやすくするものです。
だからその必要がなければインソールはなくてもいいんです。

例えば、お洒落な靴を履きたい!
というとき。

インソールが入ってる靴は見た目がごつくなりやすい傾向があります。
そのためパンプスや革靴などスマートに見せたい靴にはインソールがないことが多いです。

お洒落に靴を履きたいときはインソールがあるかどうかよりも履きたい靴を選んでもいいんです!
見た目でどうしても履きたい靴ってありますよね。

注意しないといけないのは3時間くらい履いただけで、足が痛くなるようなデザインを選ばないこと。
それなりの履きやすさは必要です。
立っているだけで辛くなるような靴は避けてくださいね。

ただ靴の履き心地はインソールだけで決まりません。
インソールがない靴でも、靴と中底が一体になっていることによる履きやすさもありますから。

反対に、お洒落よりも履き心地を優先する場合は、インソールがある靴の方がおすすめです。
例えばお仕事用のパンプスとか。

もちろんインソールがなくても調整は可能ですが、ある方が調整できる幅が広がります。
なので、履いているうちに何か不都合が起きても対処しやすいんです。

もしも足を測って自分の足に合うように調整してくれる靴屋さんがあったらそこで相談するといいですよ。
なるべく自分でインソールを交換したり市販のパーツで調整することは避けましょう。
期待するほどの効果がなかったり、かえってマイナスになることもあります。

インソールがあるからいい、悪いじゃないんです。
インソールが必要かどうかは靴を買う目的によって変わってくるんですよ。

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この記事を書いた人

 AXIS一宮店 トレーナースタッフ

愛知県一宮市のパーソナルトレーニングジム、アキシャストレーニングスタジオのトレーナースタッフ。