2019/07/22 Mon,

非糖質系甘味料について

こんにちは！AXISの平野です。

今回は非糖質系甘味料についてお話しします。

まず、甘味料には糖質系甘味料と非糖質系甘味料の2種類があります。糖質系甘味料はブドウ糖やキシリトールなど、糖質に分類されるものです。非糖質系甘味料は、炭水化物から作られていないものです。

糖質系甘味料は糖質なので砂糖よりやや低めか、同じ程度のカロリーがあり、甘さも同じか、やや低いものが多いです。これに対し非糖質系は低カロリー、またはカロリーが無いものが多い一方、甘味度は砂糖の約200～800倍と非常に高いのです。

非糖質系甘味料には、天然甘味料と人工甘味料の2つがあります。これらは高い甘味度があり、低カロリーなどの特性があり、病人食の甘味原料とされたりします。

天然甘味料は、清涼飲料水に使用されているステビアや医薬品や飲料に用いられるほか、甘味料の香料として使われている甘草抽出物などがあります。

人工甘味料は、漬け物類の甘味料として用いられるサッカリンや、低カロリーの飲料、ノンカロリーの飲料、食品に添加されて使われているアスパルテームなどがあります。

非糖質系甘味料の低カロリーをもって砂糖の代替として推奨しているものもありますが、砂糖より数百倍の甘さを有するわけですから、多用してしまうと甘い味に対して鈍感になり、より強い甘味を欲するようになります。その結果、低エネルギー甘味料を使用していない食べ物であってもついつい摂取量が増える可能性が高くなります。

最近では、低エネルギー甘味料使用の清涼飲料が多く出回っています。ゼロカロリーやカロリーオフの表示があるからといって水やお茶代わりに飲むことは避けましょう。摂りすぎには注意です！

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