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2019/07/22 Mon,

低ナトリウム血症について


こんばんは。AXISの宮城です。

今回は、「低ナトリウム血症」についてお話しします。

低ナトリウム血症(低Na血症)とは、血清ナトリウム濃度が135mEq/L未満の状態と定義されています。

症状がある場合は、早めの水分調節とNa補正が必要となってきます。低Na血症の症状は、その発症速度とNa低下の程度にもよりますが、一般的には血清Na濃度が120-130mEq/Lで軽度の疲労感がみられ、120mEq/L以下では頭痛や嘔吐、食欲不振、精神症状が加わり、110mEq/Lまで低下すると昏睡や痙攣等が起きてきます。

精神症状や痙攣がみられるような重篤な低Na血症では急速なNaの補正が必要となりますが、その治療方法については関連の治療マニュアルなどをご確認下さい。なお、急速なNaの補正の際は中心橋脱髄症を引き起こす恐れがあるため注意を要します。

一般的に、低Na血症は水の過剰かNaの喪失によるものであり、細胞外液の量と尿中Na濃度をみれば病態の判別がしやすくなります。細胞外液量により増加、正常、減少の3つに分けられますが、その判断は容易ではありません。

細胞外液量が増加しているタイプは、体内総Na量の増加より体内総水分量の増加のほうが上回っている状態で心不全、肝硬変、ネフローゼ症候群、腎不全などの浮腫をきたす疾患でみられます。治療はNaと水分の摂取を制限し利尿薬を使用します。

細胞外液量が正常なタイプとしては、抗利尿ホルモン分泌異常症候群(SIADH)が最も多い原因です。抗不整脈薬であるアミオダロンの副作用としても知られています。治療の原則は水分制限です。

細胞外液量が減少しているタイプは、腎性または腎外性にNaが喪失した場合にみられ、尿中Na濃度により腎外性(<10mEq/L)、腎性(>20mEq/L)に鑑別できます。腎外性Na喪失は嘔吐や下痢の時に、腎性Na喪失は利尿薬使用時にみられます。

症状によってその治療方法は異なりますが、水分量の調整や塩分の摂取、排出が必要になります。

普段の食生活や水分摂取量に気をつけて健康な生活をしていきましょう!

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この記事を書いた人

 AXIS一宮店 トレーナースタッフ

愛知県一宮市のパーソナルトレーニングジム、アキシャストレーニングスタジオのトレーナースタッフ。