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2019/05/09 Thu,

成長痛について


こんばんは。AXISの山田です。

今回は成長痛について紹介します。

成長痛と成長期スポーツ障害は違う 同じ意味で使っているドクターもいますが、正確には違うものです。と言うのも成長期のスポーツ障害ははっきりとした根拠のある病名(広義の意味で)であり、これを鑑別し除外した上でたどり着くのが成長痛だと考えていいでしょう。 成長痛とは? お子さんが夕方から夜間にかけて、膝を中心とした下肢を泣くほど痛がる。寝れないほどではなく、朝にはスッキリしていることが殆どで幼稚園や小学校では普通に走ったりでき、先生からの指摘は殆どありません。

〈疫学・症状〉

痛みの頻度は不定期で、4歳頃~小学校低学年に多く長男に多いとされています。診察室にはスタスタと歩いて入室し、診察上腫れや押さえての痛みを訴えないことが多く、レントゲンでも異常がありません。これだけの陰性所見があれば成長痛と診断します。

〈原因〉

不明です。成長する骨自身の痛みであるとか心因性を指摘する文献もありますが、未だに根拠のある原因はありません。私見ですが、長男で母親が構ってくれないという家庭環境や、保育園~小学校でひとりぼっちという学校環境などが関係している症例が多い印象です。

〈治療〉

特別な治療はありません。一般的に愛護的な対応が効果ある場合が多いようです。さすってあげる、湿布を貼ってあげる、温めてあげる、冷やしてあげるなど子供が安心する、気持ちよく感じる事をしてあげてください。

成長期のスポーツ障害

成長期のスポーツ障害は成長痛とは違い明らかに臨床所見や原因があり、対処法・治療法があります。主な病気の紹介とその原因、対処方、治療法について簡単にお話しします。成長期にはまず骨が成長し、筋肉がそれを追いかけるように身体が作られていきます。男子の場合は高校1~2年生、女子は中学3年生ほどまでが成長期です。この時期の骨は、両端が軟骨になっていて、骨端線と呼ばれる部分から骨が伸びていきます。そのため、骨、関節は成人と違って構造的に弱く、強いけん引力、圧迫力が繰り返し働くと、傷ついたり変形したりして障害が生じやすいのが特徴です。ですので成長期のスポーツ障害の多くは骨端核や骨端線の障害である骨端症です。

 

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この記事を書いた人

 AXIS一宮店 トレーナースタッフ

愛知県一宮市のパーソナルトレーニングジム、アキシャストレーニングスタジオのトレーナースタッフ。