こんにちは！AXISの洞垣です！

頚椎椎間板ヘルニアについてのお話です。

人の背骨(脊椎)の内、首の方にある7つの脊椎のことを頚椎と言います。

頚椎の椎骨と椎骨の間にはクッションの役割を担っている椎間板というものがあります。椎間板の中には線維輪というものがあり、髄核が包まれています。

この椎間板が壊れ、線維輪から髄核が飛び出し、脊髄や神経根を圧迫し、様々な症状をきたすのが頚椎椎間板ヘルニアです。

症状は大きく分けて2つあります。

1つは、肩や手の特定の領域に激しい痛みや、放散痛が生じるタイプで、痺れがでる場合もあります。

この場合、数日間は寝違いとよく似た鈍痛や違和感など後頚部への症状を感じます。

これに引き続き、手や肩への激しい放散痛が生じることが一般的です。

この痛みは激烈なものですが、ほぼ2.3週間でピークを越え、鈍い痛みやしびれが残り、数週間から数ヶ月で軽快するという経過が多くの場合です。

2つ目は、両手の痺れがみられたり、両手を使って行う細かい動作が徐々にできにくくなったり、両足が足先から段々と痺れてきたりする症状が数日から数週間の経過で急速に進行するものです。

ヘルニアは姿勢が悪い方に発症するケースがあり、一番の予防はそこになるかと思います。一度自分の姿勢を見直し、ヘルニアを予防していきましょう。