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2018/03/10 Sat,

カフェインの実用性


こんばんは。AXISの神山です。

今回は、「カフェイン」についてお話しします。

カフェインというと、眠気を覚ます効果が真っ先に浮かびますが、実はそれ以外にもいろいろな効果があります。まずはカフェインの効果から見ていきましょう。

●カフェインの効果
・覚醒作用
脳の中には脳内ホルモンを受け取ることで、脳や心に様々な働きをもたらす受容体というものが存在します。

カフェインは様々ある受容体のうちのアデノシン受容体に結びつきます。アデノシン受容体は名前の通りアデノシンという物質が結びつくことで、脳をリラックスさせて、眠気を誘う働きをします。

カフェインがアデノシン受容体に結びつくと、アデノシンが結び付くことができなくなります。その結果、アデノシン受容体の働きを妨害するので、脳はリラックスできなくなります。

そうなると、脳の中枢神経はずっと興奮状態になるので、眠気が覚めるわけです。

・解熱鎮痛作用
あまり知られていませんが、カフェインには解熱鎮痛作用があります。特に頭痛の痛みに効果があります。

よく頭痛薬の成分の中に、カフェインが含まれているのはこの効果を期待しているからです。

カフェインには血管を収縮させる効果があるため、脳の中の血管が拡張することで起きる頭痛、特に偏頭痛の痛みを和らげる効果があります。

・強心作用
カフェインが中枢神経を刺激すると、強心作用、つまり心臓の働きを活発にさせる効果があります。

カフェインによって心臓の筋肉の収縮力が増し、血圧や心拍数が増大します。

これもあまり知られていない効果ですね。

・利尿作用
カフェインには利尿作用があります。体の余分な水分の排出を助け、体のむくみを取ったり、血圧を下げる効果があります。

カフェインは血管を収縮させる効果があるため、一時的に血圧が上がります。そうすると、腎臓を通る血液の量が増え、尿の量が増えます。血液の中から余分な水分が減ると、最終的には血圧が下がるのです。

ただし、違う見方をすれば、カフェインを含む飲み物は利尿作用があるため、水分補給には向かないとも言えます。

●副作用
カフェインのプラスの効果は、眠気や疲労などの原因を取り除いているわけではなく、脳の中枢神経を興奮させて、体に無理をさせているだけです。

そのため、体を健康にしているわけではありません。体に無理をさせているため、次のような副作用があります。
・頭痛
・集中力低下
・疲労感
・軽い鬱症状

副作用を起こさないために何よりも注意して頂きたいのが一回の摂取量です。

カフェインには1度の摂取量の限度量があります。成人の適正な限度は、体重1kgあたり3mgです。

つまり、体重が50Kgの人のカフェイン限度量は150mg、体重70Kgの人であれば210mgとなります。

カフェインを摂取する時には、この量を意識して、限度量を超えないようにしましょう!

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この記事を書いた人

 AXIS一宮店 トレーナースタッフ

愛知県一宮市のパーソナルトレーニングジム、アキシャストレーニングスタジオのトレーナースタッフ。